新潟市中央区にあるマリンピア日本海のドルフィンスタジアムは、日本海側最大級のイルカショースポットです。屋外プール(屋根付き)で行われる迫力満点のショーは毎日開催され、子どもから大人まで楽しめます。この記事ではショースケジュールや入場料、アクセス情報など最新の訪問情報を交えて詳しく紹介します。
マリンピア日本海ドルフィンスタジアムの概要
マリンピア日本海は新潟市中央区にある大型水族館で、1990年開館、2013年に大規模リニューアル済み。約500種2万点の海の生き物を展示しており、日本海側では最大級の規模を誇ります。イルカショー専門のドルフィンスタジアムでは水しぶきをあげる迫力のパフォーマンスが観覧でき、約800席の観覧席を備えています。家族連れやカップル、イルカ好きの旅行者など幅広い層に人気のスポットです。
館内にはイルカのほかペンギンやトド、アザラシ、ラッコなど多彩な海獣を展示する10のゾーンが整備されています。中でもドルフィンスタジアムでは屋外プール(半屋外で雨天でも基本的に実施可能な構造)でイルカがジャンプや技を披露し、その生態について飼育員が解説を加えます。ショーは年間を通じて開催され、冬季は平日のショーが屋内プールで行われるなど、季節に応じて会場が切り替わるのが特徴です。
マリンピア日本海とは
マリンピア日本海は新潟市西船見町に位置し、日本海に面した水族館です。開館以来、地元の総合レジャースポットとして親しまれており、2013年のリニューアルで展示数が飛躍的に増加しました。館内外に広がる敷地には約600種類、数万点もの生き物が飼育されており、特に大型水槽や川の展示など水辺の生態系に近い自然を感じさせる展示が人気です。
ドルフィンスタジアムの特徴
ドルフィンスタジアムは敷地内でも特に注目の施設で、屋外展示プールの中心に設置されています。観覧席は段差状に配置されており約800名を収容可能。イルカたちの大きなジャンプやトリックを間近で見られる設備として設計されています。プールは海風が吹き込み開放感があり、屋根が付いているため多少の雨でもショーが中断されにくいのも特徴です。
イルカの種類
ドルフィンスタジアムでは主に2種類のイルカを飼育展示しています。一つは日本海や日本海沿岸で観察されるカマイルカ(白イルカに似たカマイルカ科)で、もう一つは温帯域に広く分布するハンドウイルカ(バンドウイルカ)です。それぞれ個体ごとにトレーナーがトリックや傾向を教えてくれるため、見分け方や生態の違いについてもショー内で解説されることがあります。
イルカショーの時間と見どころ
イルカショーは毎日実施されており、1日に複数回上演されます。一般的なスケジュール例は以下の通りです(季節やイベントの影響で回数・時間が変わる場合があります)。
曜日 | 開催時間 |
---|---|
平日・土曜日 | 11:00、12:30、14:00、15:30(4回) |
日曜・祝日 | 10:30、11:30、13:00、14:00、15:30(5回) |
※ショーの所要時間は約15分程度です。冬季(1~2月)でも開催され、平日は屋内プール、土日祝はドルフィンスタジアムで行われます。悪天候時は屋内開催となる場合がありますので注意してください。
開催時間と回数
イルカショーは平日・土曜日は1日4回(午前~夕方)、日・祝日は1日5回開催されるのが基本です。季節により回数が前後することがありますが、ほぼ毎日ショーが行われる点が魅力。各回の合間にはプールへの入水準備や休息時間が設けられ、観客は次の回までショー内容の復習や館内散策ができます。
冬季・悪天候時の開催場所
冬季や悪天候時には開催場所が変更されることがあります。具体的には1~2月の平日は屋内プールでショーを開催し、土日祝はドルフィンスタジアムで実施します。屋内プールはキャパシティ約100名で、予約制ではありません。満員の場合は入場できないこともあるため、ショー観覧を確実に楽しみたい方は屋外開催日の早めの来場がおすすめです。
ショーの見どころ
ショーの魅力はイルカたちのダイナミックな演技とトレーナーによる楽しい解説です。ジャンプやボールキャッチなどのアクロバティックな技は当然の見どころですが、マリンピア日本海ではさらにイルカの生態や体の仕組みを学べる解説時間が設けられているのが特徴です。ショーの間、トレーナーが「イルカの鼻はどこ?」といった驚きの解説を交えながら進行するため、大人も子どもも「へえ!」「知らなかった!」と感心しながら楽しむことができます。
チケット・料金情報
マリンピア日本海・水族館の入館料は以下の通りです。年間パスポートも販売しており、何度も訪れる予定ならお得です。
区分 | 料金 |
---|---|
大人(高校生以上) | 1,500円 |
小人(小・中学生) | 600円 |
幼児(4歳以上) | 200円 |
乳児(3歳まで) | 無料 |
【年間パスポート】通常料金で2回以上来館するなら年間パスポートがお得です。年間パスポートは入館カウンターや公式アプリから申込可能で、登録後すぐにスムーズに受け取れます。
入館料と年間パスポート
入館料は上記の通りで、家族で行く場合は大人・小人セットがお得になるファミリー料金(合計金額が割引)も用意されています。また、年間パスポートは発行から1年間有効で、複数回来館するなら通常料金の2回分程度の値段で済みます。年間パスポート利用で割引優待を受けられる提携施設もあるので、頻繁に訪れる方におすすめです。
各種割引・優待制度
新潟市民向け割引や他団体割引はありませんが、JAF会員証提示での割引や学校行事の優待などがあります。各種割引券(教育機関・旅行会社発行など)は使えますが、コンビニ券購入時には適用できない場合がありますので注意が必要です。また、期間限定のキャンペーン(季節イベント割引等)が実施されることもあるので、訪問前に公式サイトの最新情報をチェックするとよいでしょう。
チケット購入方法
チケットは水族館窓口での当日購入のほか、コンビニ各社の端末やオンラインサイトで前売り券を購入できます。コンビニ券は発券期限から2ヶ月有効で、大人・小人・幼児の普通料金が対象です(各種割引券は窓口でのみ利用可)。券売窓口で並ばずに入館できるので、時間を節約したい方は事前購入がおすすめです。
アクセス・交通案内
マリンピア日本海は新潟駅から車で約15分、公共交通機関でもアクセス可能です。以下に主なアクセス方法をまとめます。
公共交通機関でのアクセス
- 【電車】JR越後線「関屋浜松町駅」から徒歩約5分。またはJR信越本線「越後線寺尾駅」から路線バス利用(約10分)で水族館前下車。
- 【バス】新潟駅南口バスターミナルから【白山公園経由】水族館行きバスで約20分。「水族館前」停留所で下車すぐ。
- 【フェリー】佐渡島からフェリー乗り場がある新潟港へ到着後、上記バスまたはタクシーで約15分。
車でのアクセス・駐車場
- 【車】日本海東北自動車道 新潟亀田ICから約10km。国道116号から県道23号経由で約20分。
- 【駐車場】水族館に隣接する無料駐車場(約400台)を完備。週末やGW・夏休みなどは混雑するため早めの到着がおすすめです。
周辺観光スポット
水族館の周辺には新潟市ならではの観光スポットがいくつもあります。水族館と合わせて立ち寄れるおすすめスポットを紹介します。
みなとぴあ(新潟市歴史博物館)
水族館からほど近い新潟市東港エリアには「みなとぴあ」という歴史博物館があります。旧税関や倉庫を利用した施設で、新潟の港町の歴史や文化が学べます。イルカショーの前後に訪れれば、雨の日でも屋内で楽しめる観光ができます。
万代にぎわい市場
新潟駅北側の万代エリアにある食のテーマパークです。獲れたての日本海の海産物や新潟米・地酒が並び、回転寿司店や丼物店も充実。新潟名物「のどぐろ」や「へぎそば」などを気軽に味わえます。水族館帰りに家族や友人と囲む昼食にもおすすめです。
白山公園・信濃川ウォーターフロント
水族館のある西船見町から車で10分ほどの白山公園は、信濃川沿いに広がる自然公園です。夏には花火大会の会場にもなるほか、川沿いの遊歩道を散策すれば、新潟の街並みやポートタワーを眺められます。イルカ鑑賞の合間に公園ピクニックを楽しむのもおすすめです。
その他周辺施設
ほかにも、新潟せんべい王国(せんべい焼き体験施設)、新潟切り絵美術館(日本初の切り絵専門館)、車で20分前後の亀田地域では釣り堀や新潟県観光農園など家族で楽しめる施設があります。マリンピア日本海訪問と合わせて1日中新潟観光を満喫できます。
お知らせ・最新情報
訪問前には公式サイトのお知らせも要チェックです。ドルフィンスタジアムや水族館全体に関する最新情報をまとめてお知らせしておきます。
メンテナンス・臨時休館情報
施設ではプール清掃やメンテナンスのため、ドルフィンスタジアムを臨時休止することがあります。その際はイルカショーを休演し、イルカは屋内プールで観覧できるようになります。例えば毎年数日間、冬季に薬品消毒を実施することがあるため、訪問前にニュース欄で休演日を確認しましょう。
季節のイベント・キャンペーン
マリンピア日本海では年末のお正月イベント、夏休みのスペシャルイルカイベント、クリスマスオーナメント作りなど季節ごとの企画が行われます。また、新たな展示や生物の展示情報、来館者向け抽選会などの告知も頻繁です。チケットの割引キャンペーンが実施されることもあるので、来館前に最新情報をチェックしておくとお得です。
まとめ
マリンピア日本海ドルフィンスタジアムは、日本海側最大級のイルカショープールで、年間を通じて家族連れや観光客に人気です。ショースケジュールはほぼ毎日複数回設定され、冬でも屋内開催で実施される点が安心。入館料は大人1,500円などお手頃で、年間パスやコンビニチケットも利用できます。公共交通機関の他、無料駐車場完備のためアクセスも便利。周辺には歴史や食を楽しめるスポットも多く、新潟観光と合わせて一日遊べます。公式サイトの最新情報(休館日やイベント)を確認しつつ、イルカたちの華麗なパフォーマンスをぜひご堪能ください。
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